アスキー辛口批評



■週刊アスキー

 10月17日にリニューアル創刊の発表があった。
どうやら、アスキーはパソコンが売れる状況があるのに、ユーザに的確な情報を流せる雑誌がないために、閉塞的な状況に置かれていると思っているらしい。そうかな!?
今回は「アスキー報道局」を新設して、日経パソコンを創刊した中島 洋氏を日経(日本経済新聞の編集委員を’97.2まで勤めていた)から呼んで局長にしたのが、一応目玉らしい。
で、その具体的なものとして、「ASCII24」という電子メール配信とNewsWebを11月1日に立ち上げるということだ。
ここに来て、一般雑誌での覇権を諦めて、インターネットでの覇権に狙いを変えたようだ。初めから、そうすれば良かったのだが、現況はアスキーに厳しくなっている。既に、インプレス・日経BP・ソフトバンクなどのコンピュータ大手出版社が市場を形成してしまっている。しかも、ウェヴジンは米国の翻訳版が新鮮なシリコンバレーの情報を届けるところも多い。(確かにマイナーな存在ではあるが。)
ま、時間との勝負であるとは認識しているようで、現場で原稿を書き上げて送信したものを載せられる「瞬刊」を達成できる体制を「アスキー報道局」が組むそうだ。

 さて、「週刊アスキー」であるが・・・。
今後のカギを握るのは、ユーザが情報に飢えたり迷ったりしているのではなく、的確に整理され状況把握のできる情報ソースを求めているのだ・・・という認識が持てるかどうかではないだろうか。東京ウォーカーのコンピュータ版が一つの目安になるかもしれないが、こればっかりは、実際創刊されてみないと判らない。

 ところで、もう一つの創刊誌がある。
2月7日に創刊される「ASCII.PC」(アスキー・ドット・ピーシー)なんだそうだ。
視点は正しい気がする。「パソコンを道具として使うビジネスマンがターゲット」ということだ。しかし、そんなターゲットはどの位いるのだろうか・・・。Windows95フィーバーで痛い目を見た中高年のサラリーマンがターゲットに入っていないのは確かだ。
そして、30代のサラリーマンが雑誌を購買しない特性を持っているのも確かだ。
特に月刊誌は・・・。


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