[ 上へ ]

 

penl.gif (1230 バイト)Lycos JAPANのテレビ広告(2000.3.16)


業務が終了してすぐに、Lycosへお邪魔することになった。その日は風が強く、帰宅を急ぐ人並みに逆行する形で、約束の時間より早めに向かった。
ビルにつくと、ソフトバンクグループの会社名の上に、Lycosの事務所がある。ここも、5月には引き払うそうだ。予定候補地は北青山らしい。

Lycosplate.JPG (33281 バイト)

 6F受付で電話して、会議室へ通される。最初、波乗りペンギンの相手をしてくれたのが、営業企画部マネージャーU氏とS氏。そこで近況について会議室で雑談の後、企画室マネージャーのK氏がお出でになった。
場所を社長室に移すのだが、移動途中で事業企画部マネージャーH氏にご挨拶。とっても忙しいのだが、R&Dのネットブランド調査の発表内容が丁度リリースされたところで、みんなで見ることになったため、一緒に移動することになった。

☆写真にあるトリケラトプスの骨は、実際CMに使ったものだ。
触っちゃったもんね☆
lycosRoom-s.JPG (12849 バイト)
ライコス犬は女の子に大人気!?

 ここでも、本題よりも雑談がメインになりつつ、結局、3名による説明を受けることになった。Lycosでも多忙な3名を長時間に渡ってキープした人は、殆どいないだろう。(ちょっと自慢!)
後で考えると、コレは恐ろしい営業妨害行為である。金額換算すると・・・あぁ、恐ろしい。

 さて、以下の内容はLycosから提供された資料を中心に構成してあるが、データやグラフは波乗りペンギンの方で、加工してある。もし、間違いがあった場合は、波乗りペンギンの責任である。ご容赦願いたい。

■Lycos JAPANの基礎データ

○戦略
 「インターネットにとどまらない、全てのメディアにとってのハブであり、
  メディア再編のリーダーシップカンパニーになる」
 第一フェーズ戦略「最強検索システムとしてのアイデンティティ確立」
 第二フェーズ戦略「ユーザーへのソリューション型コンテンツ提供」
 第三フェーズ戦略「ユーザーコミュニティの創出」


○現在の姿

Lycos JAPANは、430万PV/日、400万UU/月になった。
(ユニークユーザはJapan Access Rating VOL.0013から推計)
日本リサーチセンターの視聴率調査(JAR)では24.6%になる。

サービスの利用構成は
検索 35%
情報提供 35%
コミュニティ 30%(Tripod,mailcity)
EC ×
である。

■広告展開

 「Lycosというブランド」の早期浸透と、インターネットの探し物サービスだという業態認知も含めて行った。

・ターゲットは、F1とM1。

・テレビ広告は東阪で実施。
1999/10/30-1999/11/21 合計8,000GRP弱(費用は5億程度)
コの字型を基本。
 ※GRPや料金はペンギンリサーチによる推測値

・他にラジオスポット、新聞(あゆとのタイアップ)、CS、雑誌(角川書店中心)、交通広告など展開
※御利益のある「明治神宮境内参道に移動型大型ビジョンにて初詣狙い」のTVCM露出!御利益は確かにあった。

■広告効果検証

・助成想起(Lycos!JAPAN提供資料)
              1999年8月  1999年11月
 インターネットユーザ    12.5%      40.8%
 全体             9.0%      31.5%

 参考:Yahoo!の助成想起
              1999年8月  1999年11月
 インターネットユーザ    84.2%      93.9%
 全体            59.3%      75.0%

・PV推移(月間平均)

lycos.jpg (23988 バイト)

・波及効果
 →広報/取材件数の増加、プレスリリース掲載率アップ
 →営業/広告や提携などの問い合わせ、引き合い件数増加、売上げアップ

■ポイント

 Yahoo!JAPANとは対照的に、浜崎あゆみというキャラクターを十二分に生かした展開で、近年希に見るタイアップでの成功事例となった。
幾つかの要素はあるのだが、大量のスポット効果がビジネスに与えたインパクトは強く、米国でのテレビ広告成功事例と同じ傾向が現れている。
 クリエイティブは浜崎キャラだけにならぬよう、ライコス犬(黒のラブラドール・レトリバー)も存在感を出しており、次回へと繋げる布石も打っている。

 なお、6時間分のネタはある(爆)のだが、伝説には時間によって結晶化された「想い」が欠かせないため、時を改めることにしたい。


【第三者データによるYahoo!JAPANとLycos JAPANのテレビ広告による伸び】へ

戻る