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アクセス向上委員会の橋本大也氏が考察していたので、刺激を受けていたのだが、かなり突っ込んだ内容であったし、橋本氏はインターネット広告に対して造詣が深い方なので、ちょっと気後れしてしまって踏ん切りがつかなかった。
タイミングは外した(半年も・・・)けど、徒然なるままにひぐらし・・・。
■ポータルって何?
一言で片づけたい。
行動起点となるWebSiteである。
なお、橋本氏は逆ポータルである行動終点を考えているが、これは示唆に富んだものである。
■ポータルの要素
一般的なポータルサイトの姿は、
1.検索が出来る
2.無料メール
3.コミュニティ機能
4.ニュース
5.パーソナライズ
である。
これに対して、ワンストップやディスティネーションなどの意思決定情報源・活動拠点となる考え方があるが、人間が気まぐれな存在である限り、自由度が制限される(一カ所に留まる)のは長続きしないはずだ。
■検索サイトから始めよう
情報は発信しただけ戻ってくるとすると、リンクの数ほどトラフィックが稼げることになる。
現在の広告のサイトの評価指標は、PVである。
一日に100万PVを稼ぐメガサイトでも広告収入で黒字なのはない。
しかし、人のいないところに看板(バナー)を掲載するほど酔狂な広告主は天然記念物であろう。
とにかく運営費用を稼げなければ、ビジネスにならない趣味の世界になる。
ここではビジネスとして考えるので、提携も含んで、価値のあるサイトづくりが不可欠である。
ともかく、もっとも人が寄り付きやすい要素を持つ、検索サイトとから始めるのが順当だ。その中でもロボットサーチが良いのだが、技術的・設備的問題があるので、ディレクトリ型サーチサイトにする。
この場合、人海戦術でリンクを張ったりしなければならないが、とりあえず時間を掛けて入力をすると考える。
さて、ディレクトリ検索サイトのメリットは、
1.リンクにお金は掛からない
2.手続き等に法的な時間が掛からない(一部を除く)
3.人が集まりやすい
4.趣味嗜好の守備範囲を広くとれる
5.トラフィックを稼げる
といったところか。(何に対するどんなメリットかは、曖昧にさせて貰う)
■必要な登録件数
実はこの基準がムツカイシイ。
.jpドメインで企業サイトの主だったところで計算すれば10万URL以上、個人のページも考えると100万URL以上が実用ラインになるだろう。
ロボットサーチでは現在、1500万URLが最低ラインでgooなどは2000万URL以上をデータベースに格納している。
ここでは、個人の趣味に対応するのは最終目標として、ちょっとした検索は出来るレベルの10万URLからスタートする。
(Yahoo!Japanでも40万URL前後ではとご指摘もあるが、読み流してね。)
問題は、100万URLまで登録するには仕組みが必要である。
数人のスタッフではサイトを探し出して登録することは不可能である。登録するだけだって大変なのである。
ここで、WebRingがボランティアで登録スタッフを数百人からを動員していることから、ここでも似た仕組みを取り入れることにする。
つまり、スタッフが登録作業をしなくても良いようにするわけだ。
けど、AOLのボランティア・スタッフがAOLの虐待に怒って、反撃に出たらしいので注意を要するが・・・。(ZD
Net4/19配信の記事による)
さらに、時代の流れでアダルトは除外する方向にあるが、若干のモノは目をつぶってしまうことも必要だ。水清くば魚棲まず。
■宣伝・告知はどうするか
リリースは新聞・雑誌を中心に30社程度。
効果を考えると、あまり配布しても意味がないのである。
この場合、日経グループに取り上げて貰うことが大事である。業界関係者の目に必ず触れることに意味があるのだ。
何故かって!?
広告や提携を事業としてにらんだ場合、注目されることが大事だから。
告知は、非常に難しい。
オンラインは基本的にメガサイト、ポータル系に集中出稿かな。
予算的には半分以上を投下する。
残り半分は、オープンに合わせて、日経産業とインターネット各誌に。
■集広(稿)
自社で広告営業を専任で設けるには、人件費を含めて危険な投資になる確率が高い。また、広告には数々のノウハウが不可欠である。
掲載条件、掲載料金設定、掲載管理、掲載レポート、請求に至るまで、頭が痛くなるほど行程がある。
ビジネスである以上、片手間で流すわけにも行かない。
そこで、アウトソーシングとなる。
メディアレップの登場だ。
しかしちょっと待て。
今や、何処のメディアレップも飽食気味である。また、専属契約や既存サイトとの兼ね合いもあって、早々応じてくれるモノではない。
もし、大手のメディアレップが広告販売を請け負ってくれないとなると、残念ながらビジネスとしては頓挫せざるを得ない。
つまり、事業として立ち上げる前にこの辺りがネックとなる。
■クリック保証が熱いが凍える
もし、広告が容易に集まると思っていて、何の根回しもしていない場合は、クリック保証のバナー広告ネットワーク配信に救いを求める以外に道はない。
しかし、事業収入としてはアルバイト程度である。
もちろん、PVベースと違うから、収入見込みは大幅に低く見積もらざるを得ない。
ま、月間100万PV以上として、ン十万円は手にはいるので、何もないよりはましである。まぁ、交渉によっては大台も狙えるか・・・。
幸い、クリック保証は熱いからね。(クリック保証型は5社あるぞ)
■落とし穴
さて、クリック保証でン十万円の収入が確保できたと喜んではいけない。
実は、大手メディアレップのネットワーク配信と違う部分がある。
それは、フィラーバナーである。
ネットワーク配信サイト内の自社広告を回せないのだ。
これは、大きい。
コンテンツ中心のネットワーク広告配信サイトは、仮に収入が低くてもフィラーが回せるという恩恵を被ることが可能だ。(これによって、各サイトのトラフィックを増やすわけだね)
しかし、クリック保証型の場合は、フィラーバナーを回して、ネットワーク内のサイトを相互作用させることはしない。
■1日10万PV
数百万円の宣伝費用と、気の利いたディレクトリを提供すれば、10万PV/日は簡単に達成できるレベルである。
何処のサイトも苦しんでいるのだが、安定的に(100万PV/日へ)右肩上がりを続けるのは大変<困難>なのだ。
ふつう、宣伝活動を中止するとガックリとPVは奈落の底だ・・・。
ここで、50万PVを狙うために次なる一手を打たなければならない。
それは不可能と思えることで、実際不可能であることが多い。
■サーチサイト契約
某ブラウザー系ポータルサイトや、プロバイダー、コンテンツ系のメガサイトの検索窓になるのだ。(金がどの位必要かどうかは定かでない、ことにしておこう)
うはははははっ!
でも、これがメガサイトへの、ポータルへの関門なのだ。
これが出来なかった場合は、石の上にも3年計画しかない。
ユーザの方々に、地道にリンクを張って貰ったり、検索窓を至る所に張り付けて貰うしかないのだ。
■フェロモン
一度来たユーザが定着しないと、PVは右肩上がりにならないのは自明の理だ。
しかし、案山子、お菓子!。
既存のポータルサイトと同じサービスではクオリティで負ける。
いや、勝てるわけがない。
それが、ブランドちゅうもんである。
一方で、思い付く限りの定番サービスは出尽くしている。
ユーザがまた来たくなり、かつ、目新しいサービスはないモノだろうか。
しかも、莫大な資金が必要なモノは除かなければならない。あくまでもアイデア勝負である。
そう、フェロモンが必要なのだ。
■オリジナルサービス
ここでようやく、本題にはいることになる。
オリジナルでなければ、ユーザを惹き付けることはできないのだ。
単にPVを稼ぐのであれば、お金を使って集めることは可能だ。無限の資金があればYahoo!Japanだって、ぶっちぎることだってできる。
そんなわけで、どんなサービスなら良いかという、アクセス向上委員会の橋本大也氏の内容にようやくたどり着くわけだ。
■コロンブスの卵
さて、ここからが知恵の絞りどころである。
我々広告業界では、生活者に対する「インサイト」と言われているが、数々のマーケティングデータから読みとれない本質・一つ捻ったアイデアが必要なのだ。
それはいつも、ちょっとした思いつきで、消しゴム付き鉛筆やシャーペンのような存在である。(語弊がありすぎるが・・・)
気が付けば大したことはないのだが、なかなか思い付けないのだ。
実際問題、波乗りペンギンは何一つ思い付けない。
いかんいかん、これでは話が終わってしまう。
■発明
少なくとも立ち上げ当初、それは「まぐまぐ」のような無二の存在でなければならないのだ。
もぅ、発明といった方がいいかもしれない。
もちろん、思い付きを実用化するから発明なんだけど、ここから先は戯言みたいな話になるので、暇な人だけ読んでね。
さて、ネチズンがポータルに集まっているのは何故か?
コミュニティやコミュニケーション・ツールを主体としたサイトに忠誠心が高いのは何故か?
この辺りは後追いになるだけなので、考えるだけ無駄かもしれない。
■ポジショニング
サイバーワールドで自分が今何処に居るのか・何が起きているのか確認するのは、人間の本能に近いものだ。
ポータルサイトは、自分の場所を確認できるのだ。また、概ね何が起きているのか把握することもできる。
ちょっと、上手く纏まっていないが、仲間外れにされない情報収集・意志疎通のためという感じかな。
人間が社会的動物であるということは、ネットワーク上でも変わらない。
ただ、人によっては攻撃性が高まったりすることもあるが、それは人間性の成熟度の問題なので、本質部分は変わらないものと考えたい。
それから、人間の情報消化には限界がある。いくら技術が進化しても、人間自体が飛躍的にIQを高める訳じゃない。
忘れることが出来る計算機である脳を持っているのだ。
つまり、現代の情報流通量は、何か意志決定を下さなければならない場合、不要な情報に惑わされて混乱することが多い。
情報過多である。
この部分を解決できるとしたら、どうだろう?
■YES or NO
世間一般では、Aといえばaという関係があるのだが、検索サイトで得られる結果は、Aとえばa、a’、a”、(a)、「a」と似て非なるものまで出てくる。
とりあえず、世間の基準(クイズ100人に聞きましたレベルだが)を得られればいいのではないだろうか。
ニュースも各分野でなく、もっとも話題になっているものだけで十分ではないだろうか。
メールを読むだけでも大変な人も多いはずだ。
一日の終わりになっても、まだ20件以上のメールが未読状態になっていると、めまいを覚えるのは波乗りペンギンだけじゃないはずだ。
でも、孤独は嫌いでコミュニケーションには飢えているのではないだろうか。
少なくとも、気軽に声を掛けて返事が戻ってくる相手を数人は欲しいはずだ。
シカトされるのは耐えられないだろう。
結構、絶妙なコミュニケーションだったりするが、ある程度情報量をコントロールしてあげられれば、活路は見出せそうだ。
■ヒューマン・フィルター
Yahoo!が代表的だが、大きくなりすぎて末梢神経が破綻している。
もっと範囲を狭くして、程々にしてあげたら、どうかな?
そんなものあるだろう、と言われたらありました。
考えることは一緒ね。
サイバーネットがやっているサイバーワークがそうだ。
今年2月から試験的に運用している。
一時間は遊べるので、いろんな単語を打ち込んでみると良いだろう。
しかし、これでは物足りない。
やはり、Yahoo!Japanの数にはほど遠い。
何度もYahoo!Japanに飛ばされてしまう。
これじゃぁ、無意味だ。
■仕掛けが必要
結局検索自体の機能を追求したところで、情報そのもののエージェント機能は一部分しかカバーできない。そのくせ、投資は結構大きい。
もっと、ユニークな仕掛けが必要なんだな。
以下執筆断念
Copyright/1999 波乗りペンギン
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