ネットビジネス参入

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どうして・・・と絶句する様な業務が減らないので、それを少しでも減らすべく汎用的なものを書いてみた。
 一つは、広告会社の営業に理解して貰いたいのである。
お金が貰えるなら何でも飛びつくというのは止めて欲しいのだ。良心の呵責に耐えかねる。
 そして、ネットビジネスで一旗揚げたい方々に、ご理解いただきたい。
広告で出来ることは限られている。冒険と無謀の違いを考えて。


◆「ネットビジネスはやりながら作るものだ」という嘘について

成功者インタビューによく出てくる言い方なのだが、これを真に受けるとカモにされるのがオチである。
でも、盲信する人の多いこと。
言葉の解釈を正しく行うならば、『「ビジョン」をしっかり持った上で、ネットビジネスは臨機応変に「目標」に向かって行けばいい』ということだ。
目標や目的がなければ、現状を正しく見つめられるはずもないわけで、失敗も成功の糧にはならない。また、ビジョンがなければベクトルが一定しないことになり、事業は自ずと散漫かつ惰性的なものになる。

もう一度、成功者のことを調べなおしてみればいい。
最初は思い付きかもしれないが、ビジネスとして成功するまでの初期過程で、必ずビジョンなりストーリーがあるのである。
そこから大躍進やらばく進が始まるのである。

大体、普通じゃない人が多いわけで、そんな人たちの思考と同レベルだと思いこんで、言われたことを実行しても上手くいくわけがない。
環境も時代も変わってしまっていることも忘れないようにしよう。

我々凡人は、非凡な人たちの話は役に立たないのである。

◆コンサルティングの罠

世の中には沢山のコンサルティング会社があるが、高いお金を払っても身になることは多くない。もし、コンサルティング会社が絡めば成功するというのなら、世の中ネットビジネスの成功者で埋まってしまう。
しかし、現実には・・・。

これは、広告にも言えることだ。
広告会社が出してきたプランで、成功した事業なんて、考えるだけでもあり得ないことは分かるだろう。
広告は事業を成功させるツールではあっても、それ以上の何者でもない。

そもそも、第三者の介入によって成功したところで、それが自社の成功といえるだろうか?
また、いつまでも成功し続けることが可能であろうか?
考えれば分かることである。

◆インターネットバブル

ネットビジネス参入には追い風的な環境であるが、それは危険も多くはらんでいることを忘れてはいけない。
調子が良いときは誰も短所や欠点、盲点について指摘しないし考えもしない。
時として、サービスを提供すべきユーザの声にすら耳を貸さなくなってしまうことがある。
謙虚でいることは見た目や対応ではなく、気持ちの問題である。
リリースするサービスが本当にユーザのためになっているのか、そこを見つめ続けることを蔑ろにしてはいけない。

特に、すでに市場が形成されて棲み分けが出来ている分野に進出する場合は、アイデアや勢いはこっちに置いといて、冷静になって欲しい。
今のユーザは何に満足していないのか、何を求めているのか、それは自分の思い込みではないのか・・・。
マドンナを射落とすには、それなりの理由(魅力)が必要なのである。

◆内側から見る最悪のパターンチェックシート

サイトを立ち上げの最悪パターンがある。
1.サービス内容を固定する
2.ターゲットを一般化したままで事業計画を進める
3.市場環境を見極めずに見切り発車する
4.広告宣伝費をスタートアップに大量投下する
5.提携やバージョンアップなどのスケジュールを押さえない
6.広報リリース、キャンペーンとの連携・連動がない
7.ログ解析や効果検証をしていない
8.ユーザアンケートが分析もされずに眠る
9.目標を大幅に下回っても対策が見つけられない
10.競合サイトとの比較検証がなされていない

以上10項目のうち
9つ以上・・・まだ続いていること自体が奇跡です。大化けの可能性アリ。
7つ以上・・・アウト、諦めることも大事です。
5つ以上・・・末期的かつ中途半端。
3つ以上・・・再起動が必要だが、軌道修正は可能。
1つ以下・・・大丈夫だけど、大成功する確率は低い。

◆奥義、迅速対応・改善

駄目ばかり書いては建設的ではないので、ちょっと明るい見方をしよう。

成功しているサイトは大失敗もしている。
そーなんです。失敗は当たり前だのクラッカー。
事故もケアレスミスもない方が不思議の国のありんす。
そこで成否を分けるのが対応と改善なのである。

あまり具体例を挙げると傷口に塩を塗ることになるので止めとくが、ディスクロージャーは大事である。もちろん、何も専門的なことまで報じる必要はなくて、現状把握をきちんとしていることが分かって、対応策についても目処が立っていることが伝わればいいのである。その限りにおいて、言わなくて良いことは言わなくて良いのである。
広報対応の基本であるノーコメントの使い方みたいなもんだな。
でもって、迅速に行われれば完璧なのである。

◆終わりに

波乗りペンギンの仕事嫌いなせいもあるだろう。
でも、サイバーアドに関わる人たちが、異口同音に交わす内容でもある。

Copyright/2000 波乗りペンギン


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